ウォンテッドリー株式会社は8日、ビジネスSNS「Wantedly」で、履歴書や職務経歴書のPDFデータからAIがプロフィールを自動作成する「プロフィール自動生成」機能の提供を開始しました。ユーザーは無料で利用でき、プロフィール生成は約1分で完了するとしています。

新機能はブラウザ版Wantedlyに対応し、ユーザーがプロフィールページの専用ボタンからPDF(1ファイル1.0MB以下)をアップロードすると、AIが氏名や職歴、スキルなど必要な情報を抽出し、Wantedlyのフォーマットに沿ったプロフィール案を生成します。履歴書と職務経歴書を両方反映したい場合は、2回に分けて利用する仕組みです。

生成後はプレビュー画面で内容を確認・編集でき、AI特有の文脈や事実関係の誤りが残る可能性について、同社は「必ず本人が確認し修正してほしい」と注意を促しています。公開後も随時編集が可能で、情報が充実するほど、ユーザーの志向や価値観に合う企業からスカウトを受けやすくなると見込まれます。

同社によると、Wantedlyは個人ユーザー数430万人、登録会社数4万3,000社を超えており、今回の機能追加により、プロフィール入力の手間を減らすことで新規・既存ユーザーの利用活性化と、企業とのマッチング機会の増加を図る考えです。今後、抽出精度の改善や対象ファイルの拡充など、機能強化の動向が注目されます。

【サービス情報】

ビジネスSNS「Wantedly」

個人ユーザー数:430万人超

登録会社数:4万3,000社超

source: PR TIMES

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