エクステリアメーカーのユニソン(愛知県豊田市)は、スマートキー対応のポスト一体型宅配ボックス「ヴィコスマート DB」を2025年12月15日に全国発売します。国土交通省の調査で再配達率は8.4%と依然高く、政府目標の6%以下に届かない中、複数回投函できる構造と電子錠を備え、再配達削減と置き配トラブル抑制を狙います。価格はポスト付きタイプで税別139,800~149,800円、ポストなしで105,800~115,800円です。

同商品はスマートフォンアプリ解錠を標準搭載し、オプションでICカード、指紋、リモコン操作にも対応します。宅配事業者は荷物投入後に内扉のつまみを回すだけで施錠でき、その後もフラップ構造により幅約200mm・高さ70mm・奥行き350mm程度の小型荷物や大型郵便物を追加で受け取れます。CO₂排出増やドライバー負担の一因となる再配達問題に対し、非対面で安全に複数荷物を受け取れる点を特徴としています。

設置性にも配慮し、門柱・スタンド・据置き・壁埋込みの4タイプに対応。ボックス設置後に外扉を最後に取り付ける構造で、施工現場での作業効率向上とデザイン性の両立を図ります。カラーバリエーションはマットホワイト、マットベージュ、マットブラック、メタルグレー、チェリー、ウォールナットの6色で、住宅外観になじむことを意識しています。

EC市場の拡大で小型荷物が増える中、宅配ボックス市場は今後も拡大が見込まれます。一方で、実際に再配達率がどこまで低減するかは、利用者の設置状況や配送事業者の運用次第であり、今後の普及度と効果検証が注目されます。

【商品情報】

ヴィコスマート DB 公式ページ

https://www.unison-net.com/vico-smart-product

ユニソン 企業サイト

https://www.unison-net.com/

source: PR TIMES

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