単身高齢者が約900万世帯に達する中、家族に頼れない人の老後準備を学ぶ終活セミナー「どう備える？おひとりさまの終活勉強会」が、12月11日～来年1月7日にかけて大阪と東京で計5回、無料開催されます。身元保証や終身サポートサービスへの問合せが増える中、制度や契約を専門家から学びたいという声に応える形です。
日本では2050年に子どものいない高齢者が1032万人に達すると推計され、保証人不在を理由に入院や老人ホーム入居を断られるケースも問題になっています。セミナーでは、弁護士が終活の基本や遺言・死後事務のポイントを解説し、ケアマネジャーが医療・介護現場で実際に起きている課題を共有します。身元保証は、入院時や施設入所時の債務保証、緊急時の連絡・駆け付け、身柄の引き取りなどを行う仕組みで、家族代行として注目が高まっています。
開催地は大阪市北区と東京都渋谷区で、いずれも少人数制・要事前申込。対象は一人暮らしの高齢者や子どものいない夫婦、40～60代の単身者、親の終活を考える現役世代、終活関連事業者などです。参加者には弁護士作成の「終活チェックリスト」が無料配布され、自分の備えの抜け漏れを確認できます。今後、単身高齢者の増加に伴い、民間の身元保証サービスや終活支援セミナーは一層拡大するとみられ、制度整備とあわせた議論が進むかが焦点となります。
【イベント情報】
会場（大阪）：大阪市北区西天満4丁目3-18 MF西天満ビル11階AB号室
会場（東京）：東京都渋谷区代々木1丁目34-5 渡辺ビル1階
開催日：12月11日・23日・1月7日（大阪）、12月17日・22日（東京）
参加費：無料
申込方法：各回専用申込フォームまたは電話（0120-137-886）
source: PR TIMES