約1100人が在籍し、過去4年で生徒数が1.5倍に増えた大阪偕星学園高等学校(大阪市)が、民間人材サービスのエン株式会社を通じて「校長」を初めて公募します。応募期間は2025年12月8日から2026年1月11日までで、教員免許や学校現場の経験は不問とされています。

同校は2029年に創立100周年を迎える私立高校で、数年前まで定員割れに直面していました。30代の太田尚樹氏が経営の中核となって以降、「おもろい、みになる、みちになる」という新方針を掲げ、従来の「制限と罰則」中心の運営から、生徒一人ひとりの興味を起点に「生きる力」を育てる教育へと転換。改革の結果、生徒数増加という成果につながったとしています。

今回の公募で求める校長は、太田氏のビジョンを具体的な教育課程に落とし込む「COO(最高執行責任者)」的役割です。新たに2人の教頭を内外から登用し、教職員のマネジメントやカリキュラム設計を担うリーダーを全国から募ります。選考にはエン社の採用管理システムなどが用いられ、転職サイト3媒体で幅広い層へのアプローチを行います。

民間出身者にも門戸を開くことで、多様な経験を持つ人材を学校運営に取り込み、日本の高校教育に新たなモデルを示せるかが焦点です。採用される校長の手腕次第で、今後の同校の生徒募集や教育内容、さらには他校への波及効果が注目されます。

【募集情報】

募集ポジション 校長

応募受付サイト ミドルの転職/AMBI/エン転職

応募受付期間  12月8日~1月11日

特設ページ https://www.enjapan.com/project/kaisei_2512/

source: PR TIMES

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