ICT領域でM&AやCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)投資を進める株式会社ディ・ポップスグループ(東京都渋谷区)は、AI英会話アプリ「スピークバディ」を運営する株式会社スピークバディ(東京都中央区)へ出資しました。ディ・ポップスグループは2017年以降の投資拡大により、現在グループ会社25社に加え投資先35社超を抱える体制となっており、今回の出資で語学×AI分野のスタートアップ支援を強化します。

スピークバディ社は、第二言語習得理論とAIを組み合わせた英会話学習サービス「AI英会話スピークバディ」と、オンライン英語コーチング「コーチバディ」を展開しています。主力アプリは累計500万ダウンロードを突破し、App Store教育カテゴリで1位を獲得するなど、日本人学習者向けの発音・スピーキングフィードバック機能が評価されています。

ディ・ポップスグループは、「リアルビジネス×テクノロジー×グループシナジー×ヒト」を投資の軸とし、スタートアップが成長しやすい「ベンチャーエコシステム」の構築を掲げています。英語教育のオンライン化が加速する一方、実践的な会話機会の不足が指摘されるなか、時間や場所を問わず会話練習ができるAI英会話は、学習効率とビジネス両面で成長余地が大きいと判断しました。

今後は、ディ・ポップスグループが持つ店舗ビジネスや人材ビジネスとの連携、人材教育ノウハウの提供などを通じて、スピークバディ社のプロダクト改善と事業拡大を後押しするとみられます。英語需要の高まりと生成AI技術の進展を背景に、国内発の語学学習スタートアップがどこまでスケールできるかが注目されます。

【サービス情報】

AI英会話スピークバディ

累計ダウンロード数 500万超

主な機能 AIによる発音・スピーキングフィードバック、第二言語習得理論に基づくカリキュラム

運営会社 株式会社スピークバディ(東京都中央区)

source: PR TIMES

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