マイボイスコムが実施した美容家電に関するインターネット調査(回答者1万1,434人)で、美容家電に関心がある人は全体の約35%となりました。現在利用している美容家電は複数回答で「ヘアードライヤー」が60.0%と突出し、「ヘアーアイロン」「鼻毛シェーバー」が各1割強でした。女性では「ヘアードライヤー」「ヘアーアイロン」「電気シェーバー(うぶ毛・眉毛用)」が上位3位、男性では「ヘアードライヤー」「鼻毛シェーバー」が1・2位となり、性別でニーズの違いが浮き彫りになっています。
関心の強い層(「とても関心が高く、積極的に購入」「関心は高く、購入を前向きに検討」)は約8%で、10・20代では2割強に達しました。一方「関心はあるが、必要性を感じなければ購入を検討しない」は27.8%で、女性では4割と慎重な姿勢も見られます。購入時の情報源は「店頭で実物をみて」が34.8%と最多で、「通販サイトの商品情報・口コミレビュー」「テレビ番組・CM」「家電レビューサイト」が20%台で続きました。SNSやYouTubeは女性若年層で利用が高く、10・20代女性では上位2位を占めています。
今後購入したい美容家電がある人は3割強で、希望する製品は「ヘアードライヤー」が17.4%と最多、「頭皮エステ・ヘッドマッサージャー・電動頭皮ブラシ」4.0%、「ヘアーアイロン」「鼻毛シェーバー」各3.7%でした。購入時の重視点は「価格が手頃」が62.2%でトップ、「メーカー・ブランド」が54.5%、「性能・パワー」が46.6%となっています。特に関心の高い層では「メーカー・ブランド」を最重視し、「多機能」も他層より高い比率で選ばれました。若年層を中心に高機能・ブランド志向が進む一方で、全体としては価格重視が根強く、今後もコストパフォーマンスと信頼性を両立した製品展開が市場拡大の鍵になるとみられます。
source: PR TIMES
