登山アプリ「YAMAP」を運営するヤマップは、累計540万ダウンロードのユーザー基盤と行動データを活用するアウトドア特化型広告サービス「YAMAP Ads」を、本格展開します。2025年4月のβ版提供を経て、2025年12月に公式サイトを公開し、企業や自治体向けに本格的な販売体制を整えました。

デジタル広告市場では、不正閲覧(アドフラウド)やブランド毀損リスクが課題となる一方、生活者の関心に寄り添った「質の高い接点」が求められています。国内シェアNo.1とされる登山アプリYAMAPは、山行前の計画、登山中、下山後という一連の行動データを持つことから、登山者の関心が高まるタイミングで広告を表示できる点が特徴です。メールマガジンの開封率は40〜60%とされ、一般的な平均値を大きく上回るエンゲージメントも強みです。

メニューは、アプリ起動時などに表示するバナー広告、記事型のメールマガジン、登山後などに配信するポップアップメッセージ、自治体向けの公式アカウントなど多岐にわたります。β版段階で、環境配慮型歯ブラシが配信4時間で在庫完売となった事例や、「循環葬®」の資料請求が3日間で約100件集まった事例も出ており、アウトドア以外の商材にも波及効果が見られます。今後は、自然志向のユーザーコミュニティを活用した広告モデルがどこまで汎用化できるかが焦点となりそうです。

【サービス情報】

YAMAP Ads 公式サイト

https://corp.yamap.co.jp/business/ads

source: PR TIMES

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