フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリが、不要品の意外な価値を体感できる施設「捨てられそうなお宝ミュージアム」を東京・原宿で開催し、オープンから最初の4日間(12月4〜7日)で延べ1,000人超が来場しました。入場無料の体験型イベントで、混雑を受けて事前予約枠を拡大するなど好調な滑り出しです。
会場は「平成レトロ」をテーマに、2000年代の妹・兄の部屋や実家の居間を再現。メルカリで実際に取引される家電や雑誌、キャラクターグッズなど1,500点以上が並びます。来場者はアプリの「相場検索機能」(画像やキーワードから平均取引価格を表示)で展示品の値段を調べ、3択から最も高いモノを当てる4つのミッションに挑戦。高額取引される意外な品に驚く声が多く聞かれました。
背景には、日本の家庭に眠る「かくれ資産」の大きさがあります。メルカリが2025年11月に公表した調査では、1年以上使っていない不要品の実勢価値は1人あたり平均約71.5万円。一方で所有者の自己評価は約19.5万円にとどまり、約52万円の認識ギャップが判明しました。別の調査では、今年の大掃除で捨てられそうな不要品は全国で約10兆円、1人あたり約8.9万円と試算されています。
会場では「捨てるつもりだったモノが6,000円で売れそう」「ほとんど捨てていたのはもったいない」などの声が上がり、来場者が自宅や実家の品を見直すきっかけになっている様子です。年末の大掃除シーズンを前に、「売っても大した利益にならない」と考えがちな消費者心理がどこまで変わるか、イベントは14日まで続きます。
【イベント情報】
捨てられそうなお宝ミュージアム
2025年12月4日(木)~12月14日(日) 12:00~20:00(初日15:00~/最終日~18:00)
GoOn TOKYO 東京都渋谷区神宮前6-33-14 神宮ハイツ1F
入場無料/事前予約優先
特設サイト https://campaign.jp.mercari.com/pages/suteraresouna-otakara-museum/index.html
source: PR TIMES
