福岡大学は、大学の現状や学生・教員・卒業生の活動を伝える広報誌『学園通信』第80号の最新号を発行し、ウェブなどで公開しています。今回の特集テーマは「選ぶ」で、進路や仕事、生き方の選択をめぐる多様な声をまとめています。

特集では、老舗食品メーカー「株式会社吉開のかまぼこ」の代表取締役社長で、2020年経済学部卒業の林田茉優氏が、家業承継と地方企業の経営を「選んだ」背景を語ります。また、在学生と教員による座談会では、学部選択や課外活動、就職活動の意思決定プロセスを具体的な経験談とともに紹介し、読者が進路を考える際の参考になる内容としています。

このほか、学内での偶然の出会いをテーマにした「セレンディピティ」、江戸時代の小説研究や病院薬学などの研究紹介、就活に積極的に取り組んだ卒業生の体験記、成長が続くeスポーツの可能性、建築設計事務所やドイツ鉄道で活躍する卒業生の事例などを掲載しています。さらに、卒業生である城南警察署員が「闇バイト」被害防止を解説し、放射線治療の進歩を取り上げる医療特集も収録されています。

大学側は、多様な活動とキャリアパスを具体的に示すことで、受験生や在学生、保護者に大学の実像を伝えつつ、地域社会に向けて人材育成の成果を発信したい考えです。今後も定期発行を通じて、研究やキャリア支援、犯罪防止啓発など、大学の取り組みを継続的に紹介していくとみられます。

【冊子情報】

学園通信 第80号

発行体:福岡大学

内容:特集「選ぶ」、研究紹介、就活REPORT、eスポーツ、医療、犯罪防止など

source: PR TIMES

Share.