法人向け研修を手がける株式会社リスキル(東京都新宿区)は、企業のコンプライアンス強化と職場環境改善を目的とした「アルコールハラスメント(アルハラ)対策研修【リスクと予防法】」の提供を始めました。想定研修時間は2.5時間で、追加料金なしでカリキュラムのカスタマイズに対応し、日本全国への講師派遣やオンライン・ハイブリッド形式での実施も可能としています。

アルハラは、飲酒に関連して本人の意思に反する飲酒強要や精神的・肉体的苦痛を与える行為を指し、健康被害に加えて企業の法的責任や組織風土の悪化、人材採用力低下などのリスクを伴います。本研修では、アルハラの定義や発生背景、健康・法的リスクを体系的に学び、宴会や懇親会、接待など職場で起きやすい場面を具体例として取り上げます。

内容面では、「断る権利」を尊重するコミュニケーションの取り方や、幹事・管理職が企画段階から注意すべきポイント、同僚による帰宅サポートまで、現場で使える予防策と対応方法を網羅。ロールプレイなどのワークを通じて、効果的な断り方や、強要場面を止める介入行動も練習します。対象は新入社員から管理職までの全従業員とし、外部専門家が上下関係に左右されない中立的な立場から「ノー」と言える職場づくりを後押しします。

リスキルは全研修を一律料金とし、教材や備品を事前に一式郵送することで、企業側の準備負担を軽減するとしています。アルハラ対策は、ハラスメント防止体制の一要素にとどまらず、従業員の安心感やエンゲージメント向上にも直結するテーマであり、今後は他のハラスメント研修との組み合わせや、飲酒以外のコミュニケーション研修などへ発展していく可能性があります。

【研修情報】

アルコールハラスメント(アルハラ)対策研修【リスクと予防法】

想定研修時間:2.5時間(変更可能)

実施形式:対面/オンライン/ハイブリッド

公式サイト:https://www.recurrent.jp/listings/risk-harassment-alcohol

source: PR TIMES

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