株式会社AndTechは、2026年2月10日(火)13時~16時30分、スピントロニクス磁気センサ(TMR)の最新動向を解説する有料オンラインセミナーを開催します。参加費は税込3万8,500円で、Zoomによるライブ配信形式、資料は電子配布予定としています。
講師は、量子磁気センサ研究の第一人者である東北大学大学院工学研究科の大兼幹彦教授が務め、トンネル磁気抵抗(TMR)効果の基礎から、室温で超伝導磁気センサ(SQUID)級の高感度を実現した技術までを体系的に紹介します。スピントロニクス磁気センサは、電子の磁気的性質(スピン)を利用して微弱な磁場を検出する技術で、磁気シールドが不要で広い磁場範囲に対応できる点が特長です。
プログラムでは、心磁・脳磁などの微弱生体磁気計測、橋梁・トンネルなどインフラ検査、電流センシング、コンパクトMRIといった具体的なユースケースに加え、SIPやBRIDGEといった国家プロジェクトでの社会実装の取り組みも取り上げます。医療・介護費増大やインフラ維持コスト、エネルギー問題といった社会課題に対し、量子センサが超スマート社会で果たす役割を整理し、研究開発から事業化を目指す技術者・企画担当者向けに、今後の市場や技術の展望を提示する構成です。
量子センサ分野はグローバルで投資が拡大しており、TMRセンサは高感度と常温動作を両立する技術として、医療機器やエネルギーマネジメントなど多分野での応用拡大が見込まれます。今回のセミナーは、日本発技術の国際競争力や社会実装のスピードをどう高めるかを考える上でも、動向を把握する機会になりそうです。
【セミナー情報】
テーマ:スピントロニクス磁気センサ(TMR)の基礎と開発動向、応用展開、社会実装
開催日時:2026年2月10日(火) 13:00〜16:30
参加費:38,500円(税込)
配信形式:Zoomライブ配信
【イベント詳細】
セミナー詳細・申込URL:https://andtech.co.jp/seminars/1f0d3e26-9ecc-6630-b557-064fb9a95405
source: PR TIMES
