紛争下のガザ地区から若者の声を直接聞くオンライン対話セッションが、2025年12月14日19時からZoomで開催されます。参加費は無料で定員は300人、パレスチナ若手リーダー2人とNPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事・永井陽右氏が英語(一部日本語通訳)で議論します。

同団体は2023年10月7日の情勢悪化以降、ガザで緊急人道支援を実施し、これまでにガザ北部の避難民キャンプで計1万4,000人以上へ支援を届けてきました。パレスチナでは、主要政党や市民社会から正式に選ばれた若手リーダーらによる対話会合を中東各国や日本、オンラインで重ね、2025年には東京での議論を経て「東京宣言」を採択するなど、新たな和平プロセスづくりを進めています。

ガザでは少なくとも6万9,000人以上が死亡したと報告され、2025年10月の停戦後も散発的な攻撃と深刻な物資不足が続いています。飲料水や生活用水も欠く避難民キャンプが多く、同団体は支援拡大と和平対話の促進に向け、4,000万円を目標とする寄付キャンペーンも展開中です。

今回のセッションは、これまで国際社会や年長の政治指導者による和平プロセスで十分に反映されてこなかった若い世代の視点を知る機会となります。ガザの現状と若者の和平への構想をオンラインで共有することで、日本からの理解と継続的な支援がどこまで広がるかが今後の焦点になります。

【イベント情報】

イベント名:パレスチナ若手リーダーとのオンライン対話セッション

開催日時:2025年12月14日(日)19:00〜20:30

開催方法:Zoomオンライン配信

参加費:無料

申込ページ:https://accept-int.org/event/2025-12-14-01

source: PR TIMES

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