日本山村硝子は、2025年12月10日～12日に東京ビッグサイト東ホールで開かれる環境展示会「エコプロ2025」で、使用済みペットボトルキャップを再資源化したアップサイクル製品3種類を展示します。会期は3日間で、会場時間は各日10時～17時、出展場所はTRIFE DESIGN社ブース内（小間番号6-008）です。
展示されるのは、キャップ由来の繊維やフィルムを織り込んだシート状素材「ポリエチレンクロス」、釣り糸や歯ブラシなどに用いられる単線状の化学繊維「モノフィラメント」、ペットボトルキャップとクリアホルダーを原料とした「シート素材」のプロトタイプです。いずれも焼却処分されがちなキャップを再利用し、循環型社会への貢献を狙います。
同社は、プラスチックリサイクルプロジェクト「RIN～Recycle Innovation in the New Normal～」として、使用済みキャップを新たなキャップや素材に生まれ変わらせる仕組みを構築中です。設計から回収・再生・再利用まで一体でデザインすることで、単なるリサイクル以上の価値創出を目指し、賛同するパートナー企業の拡大も図っています。
エコプロ2025では、SDGs関連技術やカーボンニュートラルなど幅広い環境配慮型製品が紹介される予定で、今回の展示はプラスチック資源循環の具体策として、今後の量産化や用途開発、協業の進展がどこまで進むかが焦点となります。
【イベント情報】
エコプロ2025
会場 東京ビッグサイト 東ホール
会期 2025年12月10日（水）～12日（金）10:00～17:00
ブース TRIFE DESIGN社ブース内（6-008）
RIN プロジェクトサイト https://rindesign.org/
source: PR TIMES