静岡県富士市の株式会社ドットプランは、カンボジアのコーヒー農家と連携し、売上利益の15%で現地の子どもに文房具を届けるサブスクリプションサービス「notice coffee」を2025年12月21日に開始します。定期便としてコーヒー豆を届けるとともに、支援状況を会報やポッドキャストで公開し、寄付の使途を数値で示すのが特徴です。

カンボジアのコーヒー産業は内戦で一度ほぼ消滅しましたが、近年モンドルキリ州などで若手農家による復興が進んでいます。プロジェクトは同州の農家ティー氏と、日本語ガイドのオル氏をパートナーに、コーヒー生産と教育支援を一体で行います。1回の購入につき、種類に応じて約1〜2人分の文房具セットを提供し、各州の教育局と連携して必要な学校を選定、子ども一人ひとりに直接手渡します。

購入者は「crew」と呼ばれ、毎月、現地レポートをまとめた「notice letter」と、質問に答える双方向ポッドキャスト「notice radio」で支援の現状を確認できます。パッケージには、文房具を受け取った子どもが鉛筆で書いた「ありがとう」の文字を印刷し、支援の実感を高めます。また、静岡県立富士特別支援学校 富士東分校の生徒が梱包作業やコーヒー豆かす脱臭剤づくりを担当し、日本国内の就労体験の場も兼ねています。

内閣府調査では「社会のために役立ちたい」と感じる人が63.6%いる一方、日本ファンドレイジング協会調査では「寄付金の使途に不安を感じる」人が77%に達します。こうした背景から、透明性の高い「買うことで社会貢献ができる」仕組みとして、同社は今後BtoBや他業種との連携を進め、参加の輪を広げたい考えです。

【商品情報】

First notice(お試し)20g×3ヶ国 1,300円 税込/色鉛筆10色 約1名分支援

Daily notice(定期便)50g×3ヶ国 2,500円 税込/文房具セット 約1名分支援

Deep notice(定期便)80g×3ヶ国 3,800円 税込/文房具セット 約2名分支援

注文サイト https://notice-coffee.stores.jp

公式サイト https://noticecoffee.com

source: PR TIMES

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