木造耐震設計などを手がけるエヌ・シー・エヌ(東京都千代田区)は、建築・インテリアの空間デザイン賞「TECTURE AWARD 2024」にゴールドスポンサーとして参画し、自社の木造技術「SE構法」を採用した優れた建築プロジェクト3件に「NCN賞」(各10万円)を授与すると発表しました。TECTURE AWARD全体の賞金総額は430万円で、スポンサー賞としては9社が各3作品を選出します。

TECTURE AWARDはtecture社が主催し、2024年1月から2025年12月31日に竣工した建築・インテリア作品を対象に実施されます。前回は875作品が応募され、一般投票が3万5,173票集まるなど、建築業界だけでなく一般層にも広がりを見せた点が特徴です。応募作品はすべてサイト上で公開され、1st RoundとFinal Roundの2段階の一般投票により受賞作が決まる開かれた仕組みとなっています。

エヌ・シー・エヌが提供するSE構法は、構造計算を全棟で実施し、柱や梁を強固に接合することで、広い開口部や大空間と高い耐震性を両立させる木造工法です。同社はこの構法を用いた住宅や大規模木造建築を全国で展開しており、今回の協賛を通じて、持続可能で創造的な木造デザインの可能性を示したい考えです。

TECTURE AWARD 2024は、2025年11月21日から2026年1月20日まで作品募集を行い、2026年3月31日に授賞式を初のリアルイベントとして予定しています。今後は、アンバサダーによる専門的な評価と一般投票が組み合わさることで、多様な木造建築の事例が可視化され、国内の木造化・木質化の流れを後押しするかが注目されます。

【イベント情報】

授賞式:TECTURE AWARD 2024 結果発表・授賞式

開催日:2026年3月31日(火)

【企業情報】

株式会社エヌ・シー・エヌ

所在地:東京都千代田区永田町2-13-5 赤坂エイトワンビル7階

事業内容:木造耐震設計事業、建築環境設計事業

公式サイト:https://www.ncn-se.co.jp

source: PR TIMES

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