自治体職員向けに、水を採取するだけでクマや魚の生息状況を把握できる「環境DNA分析」を学ぶ無料オンラインセミナーが、2025年12月19日(金)14時~15時に開催されます。参加費は無料で、全国の市町村の環境業務担当者を対象に先着50名を受け付けます。申し込み締切は12月17日(水)です。
主催はオンライン遊漁券アプリを運営する株式会社フィッシュパス(福井県坂井市)で、生物多様性の基礎から環境DNAの最新活用事例までを60分で解説します。環境DNAとは、水中に含まれるフンや皮膚片など由来の遺伝子を分析し、生物の種類を推定する手法で、従来の目視調査より省力化できる点が特徴です。同社には近年、クマや魚類の生息域把握に関する問い合わせが急増しているといい、自治体の獣害対策や河川管理での活用が期待されています。
セミナーでは、地域資源活用/地域連携中央サポートセンター(農林水産省所管)のエグゼクティブプランナー・藤澤氏が登壇し、第三者の立場から自治体にとっての環境DNA活用の意義や、同社の取り組みを評価します。今後は、調査コストや分析精度、住民への説明のしやすさなどが導入のカギとなり、実証事例の蓄積が環境政策への本格的な組み込みにつながるかが注目されます。
【イベント情報】
クマもわかる!水をすくうだけの生き物調査セミナー
開催日:2025年12月19日(金)14:00〜15:00
開催方法:オンライン(Zoom)
対象:全国の自治体(市町村)環境業務担当者
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc1ZPR8hVGJpmW49DnFOPBWCN1quZZcqtOOZxMiWgwb2HMsKw/viewform
source: PR TIMES
