中国・深圳発のレンズブランド「TTArtisan」のオートフォーカスレンズ「AF 40mm f/2 ソニーEマウント」に対し、ファームウエア(レンズ内の制御ソフト)Ver.02が公開されました。一部ソニーEマウント機で報告されていた周辺部でのフォーカス追従の不安定さを改善したほか、従来バージョンで確認されていた不具合もあわせて修正されています。
同レンズはフルサイズ対応の40mm F2という標準域の単焦点レンズで、価格を抑えつつAFに対応することから、ミラーレス入門者からサブレンズ用途まで幅広い需要があります。今回のアップデートでは、画面周辺部で被写体を追い続ける「AF追従」の安定性向上が明示されており、ポートレート撮影やスナップ撮影での歩留まり改善が期待されます。アップデート用ファイルは、輸入販売を手がける焦点工房のサポートページから無償でダウンロードし、ユーザー自身が更新できます。
TTArtisanはライカMマウントや各社ミラーレス用の低価格レンズを次々と投入しており、サードパーティー製AFレンズ市場の選択肢拡大に貢献しています。今回の不具合修正は、発売後も継続的にファームウエア更新を行う姿勢を示すもので、今後も対応機種の拡大やAF性能のさらなる最適化が進むかが注目されます。
【商品情報】
TTArtisan AF 40mm f/2(ソニーEマウント)
商品詳細ページ https://www.stkb.jp/shopdetail/000000002298
ファームウエア配布・サポート http://www.stkb.co.jp/support.html#tt-2732
source: PR TIMES
