独立リーグの香川オリーブガイナーズは2025年12月6日、高松市の高松丸亀町レッツホールで開かれた香川県主催「じんけんフェスタ2025」でボッチャ体験会を行い、川上起平選手と平野晴海選手が登壇しました。約25分間のステージで、パリパラリンピック正式種目であるボッチャを来場者と一緒に体験し、「違いは、壁じゃなくて扉」というメッセージとともに、心のバリアフリーの重要性を訴えました。
香川オリーブガイナーズは四国アイランドリーグplusに所属し、創設21年でNPBや海外プロリーグへ29人の選手を送り出してきた地域密着型の球団です。人権週間に合わせ、野球以外の場でも発信力を活用する方針を掲げており、年齢や障がいの有無にかかわらず対等に競えるボッチャを、共生社会のモデルとして位置づけています。当日は、欠席となった山田航平選手の代わりに平野選手が急きょ参加し、プロ選手が「勝ち負け以上の価値」を伝える役割を担いました。
球団は今後も福祉や教育分野との連携を広げ、「学び・挑戦・地域とのつながり」をテーマとした探究学習プログラムや次世代育成を通じて、香川県における社会課題の解決とインクルーシブなまちづくりへの関与を強める方針です。プロ野球球団が継続的にパラスポーツと関わることで、地域全体の人権意識の向上につながるかが注目されます。
【イベント情報】
じんけんフェスタ2025 プロ選手と楽しむ「ボッチャ体験会」
会場 高松丸亀町レッツホール(高松丸亀町壱番街 東館4階)
出演日時 2025年12月6日(土)14:00~14:25
出演選手 川上起平選手、平野晴海選手
source: PR TIMES
