カナダの大手ブルーベリー生産者シルバーバレーファームは、2025年11月26日と27日に都内2カ所の幼稚園で出張授業を実施し、計104人の園児にブルーベリーの魅力と食の大切さを伝えました。授業では紙芝居やクイズ、冷凍ブルーベリーの試食を通じて、子どもたちが楽しみながら学べる内容としました。

同社はブリティッシュコロンビア州を拠点とするカナダのブルーベリー生産大手で、日本での食育活動は2023年に開始し今年で3回目になります。今回は初めて幼稚園を対象に、豊島区の東京音楽大学付属幼稚園(園児34人)と品川区の亀田幼稚園(園児70人)の年中・年長児を招きました。レイ・ビリン社長が自ら来日し、農園での収穫の様子を動画で紹介するなど、国際交流の要素も盛り込みました。

授業ではプロの紙芝居師集団「渋谷画劇団」が『ブルーベリーの旅』を上演し、園児との掛け合いを交えながら、ブルーベリーが様々な料理に使われることを伝えました。続いて管理栄養士の清水加奈子氏が、栄養価や特徴をクイズ形式で解説し、抗酸化成分など健康効果が期待される点を平易な言葉で説明しました。質疑応答では「なぜ栄養が多いのか」といった質問が相次ぎ、子どもたちの関心の高さがうかがえました。

最後の冷凍ブルーベリー試食では、「めっちゃ甘い」「もっと食べたい」といった声が上がり、社長からはオリジナルポーチも一人ずつ手渡されました。少子化や食の欧米化が進む中、海外農園による継続的な食育プログラムは、子どもの健康意識と国際理解を同時に育む取り組みとして、今後ほかの地域や学校への拡大が注目されます。

【イベント情報】

東京音楽大学付属幼稚園

東京都豊島区(詳細所在地非公表)

亀田幼稚園

東京都品川区(詳細所在地非公表)

source: PR TIMES

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