スポーツテック企業の株式会社ユーフォリア(東京都千代田区)は2026年1月1日付で、株式会社イオレ(東京都港区)が運営するグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網+」事業を譲り受けます。対象サービスは全国のスポーツチームや学校部活動、PTAなどで利用されている連絡アプリで、登録ユーザーは約70万人(2025年11月30日時点)としています。
「らくらく連絡網+」は、一斉連絡や日程調整、出欠確認など、団体活動に必要な連絡作業をスマートフォンやPCで効率化するサービスです。前身の「らくらく連絡網」は約20年にわたりスポーツ少年団や地域サークルで活用されてきた実績があり、2024年に大幅リニューアルして現行サービスとなりました。
ユーフォリアは、トップアスリート向けコンディション管理システム「ONE TAP SPORTS」や、スクール・部活動運営アプリ「Sgrum」などを展開してきました。今回、コミュニケーションに特化した「らくらく連絡網+」を取り込むことで、チーム運営から選手データ管理まで一気通貫のサービス体制を整え、スポーツ現場のデジタル化需要の取り込みを狙う動きとみられます。
今後は既存サービスとの連携や機能拡充を通じて、学校・地域スポーツを含む幅広い団体運営の効率化がどこまで進むかが注目されます。
【サービス情報】
らくらく連絡網+
約70万人が登録する団体向け連絡アプリ
サービスサイトURL https://www.ra9plus.jp/
source: PR TIMES
