AI予測で資産配分を行う「ROBOPROファンド」の純資産総額が、2025年12月9日時点で2,000億円を超えました。2023年12月28日の設定から約2年で達成し、とくに2025年8月22日に1,000億円を突破してから約3カ月半で一気に2,000億円台へ乗せた格好です。基準価額は同日時点で1万口あたり14,798円、これまでの累計分配金は500円となっています。

同ファンドは、FOLIOホールディングス子会社のFOLIOがAI運用戦略「ROBOPRO」に基づき投資助言を行い、SBI岡三アセットマネジメントが運用を担当する公募投信です。株式や債券などの資産配分をAIが予測し、相場環境に応じて機動的に組み替える点が特徴で、信託報酬は年率1.562%(税抜1.42%)控除後の実績が公表されています。個人の長期資産形成ニーズや、ロボアドバイザー型サービスへの関心の高まりが、急速な残高増加の背景にあるとみられます。

今後は、マーケットの変動が続くなかで、AIによる運用がどこまで安定した成果を示せるかが焦点になります。足元のパフォーマンスは良好ですが、運用成績は相場環境に左右されるため、投資家にはリスクと費用を理解したうえでの長期利用が広がるかが注目されます。

【商品情報】

ROBOPROファンド(SBI岡三アセットマネジメント)

運用開始日:2023年12月28日

純資産総額:2,000億円超(2025年12月9日現在)

基準価額:14,798円/1万口(同上、累計分配金500円)

公式サイト:https://www.sbiokasan-am.co.jp/lp/robopro/

source: PR TIMES

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