長野県小諸市で築100年の古民家を改装した一棟貸し宿「旅の宿 長寿楼 -CHOJURO-」が2025年9月5日に開業し、周辺のワイナリーや酒蔵、ビール工場を無料送迎付きで巡る酒旅プランの予約を2025年12月から開始予定です。定員は4人、駐車場2台分を備え、小諸駅から徒歩13分、小諸ICから車で10分の立地です。
長寿楼は1925年建築の民家をリノベーションした宿で、1階にカフェを併設。運営するアンドクラフト株式会社(2019年設立、本社・長野市)は、デザイン事業に加え2024年から宿泊事業に参入しました。周辺エリアは「千曲川ワインバレー」と呼ばれ、東信州12市町村にワイナリーが多数集積、13の酒蔵が立地する日本有数の酒どころで、ここ10年でワイナリー数が約3倍に増えたとされています。
送迎付きプランでは、日中にマンズワイン小諸ワイナリーや軽井沢ブルワリー、橘倉酒造などを巡った後、小諸市内の酒店「小宮山酒店」で好みの1本を購入し宿に戻る流れを想定。夜は周辺の和食やイタリアンなどで食事を楽しみ、古民家の客室でレコードを聞きながら地酒を味わう滞在を提案しています。今後は各施設との連携内容や送迎ルートの拡充がどこまで進むかが、小諸エリアの酒ツーリズムの広がりを占うポイントになりそうです。
【宿泊情報】
旅の宿 長寿楼 -CHOJURO-
長野県小諸市六供1−3−16
チェックイン15:00〜18:00 / チェックアウト10:00
形態:1棟貸し(定員4名・駐車場2台)
source: PR TIMES
