東京都渋谷区の株式会社ライヴスは、補助金事務に特化した人材派遣サービス「ホジョキャリ」を開始しました。経済産業省などの補助金事業の事務局業務に、事前研修を受けた専門スタッフを派遣し、2026年4月までに約30名規模の体制構築を目指すとしています。

補助金事務では、申請受付や審査補助、実績報告の確認など、多数の書類を短期間で正確に処理する必要があります。同社は過去8年間にわたり補助金運営事務局を受託してきた実績があり、そのノウハウをもとに派遣向け研修カリキュラムを独自に整備しました。研修は、経済産業省の「補助事業事務処理マニュアル」に沿って、業務の流れや専門用語、ミスを防ぐポイントを学ぶ内容です。

既に就業を開始した派遣先からは、「補助金事務の基礎知識があるため、業務習得が早い」といった評価が出ており、即戦力性が強みとされています。同社は、子育てが一段落した主婦層などのセカンドキャリア人材に対し、研修を通じて専門性を身につけてもらうことで、潜在労働力の活用につなげたい考えです。

今後は補助金事務での派遣領域を広げつつ、将来的には他の行政事務分野への展開も検討するとしています。行政機関側では補助金事務量の増加と高度化が続く見通しで、専門人材の安定供給がどこまで業務負担の軽減と政策実行力の向上につながるかが焦点となります。

【サービス情報】

サービス名:ホジョキャリ(HojoCarry)

運営会社:株式会社ライヴス

所在地:東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5階

電話番号:03-5792-4408

source: PR TIMES

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