金属・樹脂3Dプリンティングなどを手がける株式会社MadeHere(神奈川県横浜市)が、Plug and Play Japanのアクセラレータープログラム「Winter 2026 Batch」にスタートアップとして採択されました。Plug and Playはシリコンバレー発のイノベーション・プラットフォームで、日本を含む世界60拠点超を展開し、年間250社超のスタートアップへ投資しています。

Plug and Play Japanのプログラムは、大企業と国内外スタートアップの協業を促すもので、日本ではグローバル550社以上の企業パートナーや自治体と連携してイノベーション創出を支援しています。採択スタートアップは、トレンド調査や事業化支援、資金調達機会など、多面的な伴走支援を受けられる点が特徴です。

MadeHereは、受託製造サービスと最先端3Dプリンター販売、製造業のデジタル変革(DX)支援を組み合わせ、日本の製造現場に即したソリューションを提供してきました。試作から量産、プロセス最適化まで一気通貫で支援する「現場実装力」と、先端3Dプリント技術の社会実装に向けた取り組みが、採択の決め手になったとみられます。

同社は今後、プログラム参加を通じて大企業との連携を強化し、技術高度化と事業拡大を図る方針です。日本の製造業が抱える人手不足やコスト増といった課題に対し、3DプリントとDXを組み合わせた新たな生産モデルの確立がどこまで進むかが注目されます。

【企業情報】

株式会社MadeHere(旧・3D Printing Corporation)

本社所在地:神奈川県横浜市鶴見区小野町75-1 LVP1-101

設立:2016年2月

公式サイト:https://www.3dpc.co.jp/

source: PR TIMES

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