リーガルテックVDRが金融監査向け機能を拡張し、誰が・いつ・どの資料にアクセスしたかを自動で記録する監査ログ機能と、クラウドストレージでは難しかった細かなアクセス制御を標準搭載しました。海外製VDRと比べて導入コストを約5分の1に抑えつつ、金融庁検査や外部監査に必要な証跡管理水準を満たす点が特徴です。

背景には、金融庁によるガバナンス強化指針やAML/CFT(マネロン・テロ資金供与対策)対応の高度化を受け、「証跡管理(Audit Trail)」の重要性が急速に高まっていることがあります。一般的なストレージでは、ダウンロードや印刷の制御、最新版ファイルの一元管理、外部監査人とのログ管理などが手作業になり、監査部門の負荷とリスクが増大していました。

リーガルテックVDRは、「閲覧のみ」「ダウンロード不可」「印刷・キャプチャ不可」といった権限設定やIP制限、二段階認証に対応し、極秘資料の持ち出しや誤送信リスクを抑えます。さらに、アクセス履歴を自動で収集し、金融庁検査や内部監査向けの証跡として提示できる形式で蓄積します。AIによる資料要約・重要箇所抽出・翻訳機能も備え、財務資料や契約書の確認作業を効率化します。

今後は、AIによるリスク抽出や判断支援機能を高度化し、金融監査に加えて法務・ガバナンス全体を支える「リーガルオペレーションDX」の中核プラットフォームとしての発展が見込まれます。

【サービス情報】

リーガルテックVDR 製品ページ https://www.vdrs.jp/

Financial Audit VDR 専用ページ https://www.vdrs.jp/list/financial/

source: PR TIMES

Share.