伊坂幸太郎の新作長編ミステリー『さよならジャバウォック』の冒頭部分が、『本なら売るほど』で「このマンガがすごい!2026」(宝島社)オトコ編第1位を獲得した漫画家・児島青によりマンガ化されました。マンガ版は双葉社が公開する特設サイトで無料閲覧でき、物語の導入となる「夫殺し」シーンから不穏な謎が描かれています。
『さよならジャバウォック』は、デビュー25周年を迎えた伊坂幸太郎が書き下ろした最新長編で、2025年10月22日に双葉社から刊行されました。結婚直後の妊娠と夫の転勤を経て、暴言と暴力に耐えてきた主人公・量子が、浴室で倒れた夫の死体を前に「私が殺した」と語る場面から始まるサスペンスです。そこへ大学時代のサークル後輩・桂凍朗が現れ、「問題が起きていますよね?」と告げることで、物語は一気に加速します。
児島青は、「どこで栞を挟めばいいか分からないほど一気読みした」とコメントし、読者の没入感の高さを強調しています。すでにX(旧Twitter)上には公式アカウントも開設されており、作品情報や関連コンテンツが随時発信されています。映像化など二次展開は現時点で明らかにされていませんが、受賞歴の多い伊坂作品と話題の漫画家のコラボレーションとして、今後さらなるメディア展開につながる可能性があります。
【書籍情報】
タイトル『さよならジャバウォック』
発売日2025年10月22日
source: PR TIMES
