GMOインターネットグループが18～29歳を対象に実施したAI活用デザインコンテスト「GMO DESIGN AWARD 2025」で、最優秀賞（賞金100万円）にアニメーション作品「誰にも祝われない夜に」が選ばれました。応募期間は2025年6月23日～10月24日で、2部門合計100点超の応募から各賞が決定しています。
同アワードは「つながり」をテーマに、プロダクトアイデア部門と映像・ビジュアル表現部門で作品を募集しました。最優秀作は、戦火で暗くなった街を舞台に、孤独に誕生日を迎えた少女ナナと、子猫にミルクをあげたいアオが出会う一夜を描写。AIで生成した映像と脚本、音楽の完成度に加え、「小さな“おめでとう”が人を救う」という物語性が評価されました。
優秀賞（各40万円）には、思い出にデジタル保存と物理的な居場所を与える「思い出召喚ステッカー yomiyomi」と、家庭でAI影絵遊びを体験できる「かげえものがたり」、AIと人の関係を問い直す映像「調べ物」、AI依存と感情のずれを描く「たまごやき」の4作品が選出。さらに今年新設の審査員特別賞として、「AI菩薩」やフォーム作成サービス「フォームインワン」など計5作品が顕彰されました。
12月9日には、デザイナー・クリエイター向けイベント「GMO Developers Day 2025 -Creators Night-」内で表彰式を実施し、学生や若手デザイナー、同社クリエイターらが参加しました。AI時代のデザインについて、実務事例から思想的議論まで多角的に共有されており、同アワードは今後も若手クリエイターの登竜門として、AIと人間の協働表現を探る場としての役割拡大が見込まれます。
【イベント情報】
GMO Developers Day 2025 -Creators Night-
会場：東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー（GMOインターネットグループ本社）
source: PR TIMES