将棋の公式戦「朝日杯将棋オープン戦」の決勝・準決勝が、2026年2月11日(水・祝)に大阪府高槻市の高槻城公園芸術文化劇場で行われます。東京都以外での開催は初めてで、これに合わせて前夜祭(定員50人、参加費12000円)や対局観戦、高槻市の子ども向け指導対局など、複数の関連イベントが企画されています。いずれもWEB申し込み・抽選制で、2025年12月12日(金)10時から2026年1月4日(日)まで受け付けます。

朝日杯将棋オープン戦は、日本将棋連盟所属の全現役棋士に加え、女流棋士やアマチュアも参加するトーナメント戦です。タイトル戦と異なり、決勝・準決勝を観客の目の前の特設対局席で行うのが特徴で、対局者の表情やしぐさを間近で見られます。高槻市での開催決定を受け、市は「将棋のまち」を掲げて関連企画を拡充しました。

前夜祭は2026年2月10日(火)18時からホテルアベストグランデ高槻で実施し、対局者4人に加え関連イベント参加棋士ら総勢10人以上が登場予定です。当日はコース料理とフリードリンク、限定土産が付きます。対局観戦は2月11日10時開始で、高槻城公園芸術文化劇場サンユレックホールに15席を用意し、市民限定で先行販売されます(S席12000円、記念扇子付き)。

同日には、小中学生対象の「ぐるぐる将棋」(定員20人、参加費無料)として棋士・女流棋士による指導対局が行われ、参加者には大盤解説会の入場チケットが配布されます。さらに、太陽ファルマテックホールでは13時から定員200人のトークショーが予定され、こちらの参加者にも決勝戦のみ観戦できる大盤解説会の入場チケットが配られます。

高槻市観光協会は、観戦機会の少ない地方都市での公式戦開催を通じて、将棋ファン層の拡大と子どもたちの競技人口増加につなげたい考えです。今後の参加申込状況や来場者数によっては、継続開催や新たな関連イベントの検討が進む可能性があります。

【イベント情報】

前夜祭:2026年2月10日 18:00〜20:00/ホテルアベストグランデ高槻/定員50人/参加費12000円

対局観戦:2026年2月11日 10:00〜/高槻城公園芸術文化劇場サンユレックホール/定員15人/S席12000円

ぐるぐる将棋:2026年2月11日 10:30〜11:30/同劇場1階ロビー/定員20人/無料

トークショー:2026年2月11日 13:00〜13:50/同劇場太陽ファルマテックホール/定員200人

source: PR TIMES

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