東京都大田区のホテルメトロポリタン 羽田が、国際的なデザイン賞「Shaw Contract Design Awards 2025」でアジア地域の優秀作品に贈られる「Best of Asia」を受賞しました。同賞は米床材ブランドのショウ・コントラクトが主催し、今年で20年目を迎えます。

Shaw Contract Design Awardsは、建築・インテリアデザインが人や空間に与える影響を評価する国際アワードで、世界各国のプロジェクトから優れた事例を選出します。Best of Asiaはアジア地域のエントリー作品の中から、デザインの卓越性が認められた案件に授与される部門です。

受賞したホテルメトロポリタン 羽田は、羽田空港第3ターミナルから1駅の天空橋駅徒歩約1分に位置し、2023年10月17日に開業、客室数は237室です。設計を担当した日建設計は、「旅の途中で羽を休める場所」を意味する「とまり木」を全体コンセプトに掲げ、滑走路跡地という立地を生かして、空港を眼下に望む眺望と滞在そのものを目的にできるインテリアを計画しました。

館内では、客室の大開口窓にハイカウンターを設けるなど多様な居場所を用意し、航空フォントや航空誘導サインを参考にしたサイン計画で「空港のホテル」であることを直感的に伝えています。ものづくりの街・大田区羽田のインダストリアルな雰囲気もアートとして取り入れました。

同ホテルは2024年にイタリアの「THE PLAN AWARD」など3つの国際デザイン賞でも最終選考に入っており、今回の受賞で国際的な評価の高まりが一段と鮮明になりました。今後は屋上展望デッキ「THE ROOFTOP」などの特徴的な施設と合わせ、羽田空港エリアの新たな観光・宿泊拠点として国内外の利用者拡大が見込まれます。

【ホテル情報】

ホテルメトロポリタン 羽田

開業日:2023年10月17日

客室数:237室

アクセス:東京モノレール・京急「天空橋」駅徒歩約1分

公式サイト:https://haneda.metropolitan.jp/

source: PR TIMES

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