2025年11月27日、クアラルンプールの在マレーシア日本国大使公邸で、日本とマレーシアの食品関連企業19社が参加する「日馬フードイノベーション推進フォーラム」が開かれました。日本のスタートアップ6社と、マレーシアの食品・流通関連企業および日系現地法人13社から、計32名が出席しました。
主催はSustainable Food Asia株式会社で、在マレーシア日本国大使館が共催しました。分野はフードテックとサステナブルフード（環境負荷の少ない持続可能な食品）が中心で、日本側スタートアップ各社が自社技術や製品のプレゼンテーションを行い、マレーシアの大手小売・流通企業Coswayや99 Speed Martなどの取締役級幹部と意見交換しました。
会場では、公邸料理人の岳野シェフが日本とマレーシアの食文化を組み合わせた特別メニューを提供し、参加者が試食を通じて味や品質を確認しました。一部の企業間では、今後の協業を見据えた覚書（MoU）が締結され、ASEAN市場への展開を視野に入れた具体的な連携の動きも出ています。
Sustainable Food Asiaは、サステナブルフードを国際市場で競争力を持つ産業と位置づけており、今回のフォーラムをアジア全体への事業拡大に向けた第一歩とみています。今後も同社は、官民の枠を超えたマッチングの場を継続的に設け、日本発の食関連技術の海外展開を後押しするとみられます。
【イベント情報】
名称：日馬フードイノベーション推進フォーラム
開催日：2025年11月27日（木）
会場：在マレーシア日本国大使公邸（クアラルンプール）
主催：Sustainable Food Asia株式会社
共催：在マレーシア日本国大使館
source: PR TIMES