株式会社Gunosyは10日、開示業務支援クラウド「IR Hub」で、決算説明資料を英訳する際にスライドの文字サイズや配置を自動調整するレイアウト機能を正式に提供開始しました。日本語から英語への翻訳で増えがちな文字量に応じてフォントを最適化し、配置を自動でそろえることで、レイアウト修正に費やす時間を大幅に削減するとしています。
2025年4月からは東証プライム市場の上場企業に対し、決算情報や適時開示情報の英文開示が義務化されます。これにより英文資料の作成量は増加しており、特にスライド資料では、翻訳後にテキストボックスや図表の位置ずれが発生し、担当者が一つずつフォントサイズを調整する非効率な作業が課題でした。IR Hubの新機能は、同サービス上で自動翻訳した英語テキストを解析し、スライド全体の構成を崩さない範囲でフォントや配置を自動調整する仕組みです。
IR Hubは2025年3月の製品版提供開始以降、ハウテレビジョンやデジタルホールディングス、ココナラ、エアトリなど多様な上場企業に導入されており、英文開示の義務化拡大を見据えるスタンダード・グロース市場の企業からも利用が広がっています。今後は、英文開示の対象拡大や海外投資家向け情報開示の高度化に伴い、翻訳精度や他の開示書類への対応機能の強化が進むとみられます。
【サービス情報】
IR Hub 公式サイト https://irhub.jp/
IR Hub デモ動画ページ https://irhub.jp/demomovie
source: PR TIMES
