南アジア地域協力連合(SAARC)加盟7か国の高校生から若手社会人まで35人が、2025年12月16日から23日まで日本を訪れ、環境と自然災害をテーマに東京と長野で8日間の交流プログラムに参加します。参加国はインド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブです。
本プログラムは、日本とアジア大洋州地域の人的交流を目的とする「対日理解促進交流プログラム JENESYS」の一環で、実施団体は一般財団法人日本国際協力センター(JICE)です。使用言語は英語とし、気象庁東京管区気象台での講義や東京臨海広域防災公園での防災視察を通じて、日本の防災体制や情報提供の仕組みを学びます。
参加者は18人のグループA(東京・長野県飯山市)と17人のグループB(東京・長野県白馬村)の2班に分かれます。飯山市・白馬村役場への表敬訪問や、北アルプスエコパーク、砂防堰堤などの現場視察、ホームステイ、和紙・着物といった文化体験も行い、地域住民との交流を深めます。最終日には成果報告会を開き、帰国後の発信や活動計画を共有します。
SAARC諸国では環境保全や自然災害対策が重要課題となっており、今回の学びが日本への理解促進だけでなく、将来の国際協力や地域間連携の具体的なアイデアにつながるかが注目されます。
【プログラム情報】
対日理解促進交流プログラム JENESYS(対象国:SAARC諸国)
日程 2025年12月16日(火)~12月23日(火)
訪問地 東京都、長野県飯山市・白馬村
参加者 SAARC加盟7か国の高校生~若手社会人 計35名
source: PR TIMES
