2025年12月11日から17日までの7日間、米国各地から日系米国人の大学生・社会人50人が来日し、2グループに分かれて東京都・広島県・沖縄県を訪問します。参加者は全行程を通じて英語で活動し、日本の政治や外交姿勢、歴史、社会、文化について学びます。

グループ1の25人は東京と沖縄を訪れ、琉球大学での学校交流や宜野湾市への表敬訪問、普天間飛行場の視察、読谷村でのホームステイなどを体験します。チビチリガマやシムクガマの視察、沖縄空手体験を通じて、戦争の記憶や沖縄固有の文化を学ぶ機会も設けられています。グループ2の25人は東京と広島を訪れ、比治山大学との交流、広島市でのホームステイ、広島城や広島平和記念資料館の視察、餅つきなどの文化体験を行います。

両グループとも、明治神宮・原宿の視察やJICA横浜「海外移住資料館」見学、官邸および外務省への表敬訪問、成果報告会やワークショップを通じて、日本の現代社会と移民の歴史への理解を深めます。本事業は外務省の対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト(米国)」の一環で、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)が企画・運営します。今後は、参加者が帰国後に日系米国人としての視点から情報発信を行うことで、日米間の相互理解と外交基盤の強化につながるかが注目されます。

【イベント情報】

対日理解促進交流プログラム カケハシ・プロジェクト(米国)「日系米国人青少年招へい(JACL)」

日程:2025年12月11日~12月17日

訪問地:東京都/広島県広島市/沖縄県宜野湾市・読谷村

実施団体:一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)

事業概要:外務省対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」

source: PR TIMES

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