一般社団法人国際ドローン協会は2025年12月7日、千葉県東庄町ドローンパークで第1回「FPV祭」を実施しました。FPV(操縦者がゴーグルなどでドローンの一人称視点映像を見ながら飛ばす方式)ドローンを、安全に学びながら楽しむことを目的とした1日イベントで、午前は屋外、午後は屋内でのプログラムを行いました。

午前中は同パークの校庭に特設コースを設置し、参加者の技能レベルに応じて自由飛行を実施しました。初めてFPVに触れる参加者と、日常的に飛行している経験者が同じコースを共有し、機体を囲んで意見交換やアドバイスを行うなど、世代や経験を問わない交流が生まれたとしています。

午後は体育館や廊下に設けた室内コースで、レース形式のフライトチャレンジを実施しました。速度だけでなく、安全性や安定性、コース理解などを評価軸とし、参加者同士が技量を称え合う場になったといいます。さらに、最新の映像伝送システムにより機体からの映像をモニターへリアルタイム共有し、操縦者と観客が一体となって飛行ラインを確認するコンテンツも展開しました。

協会は今回のイベントをきっかけに、2026年に東庄町内のさまざまなロケーションを活用したFPVレースのシリーズ戦開催を計画しています。競技性だけでなく、学びと交流の場として継続的なイベント化を図り、地域と連携しながらドローンの安全な普及と技術向上を進めるとしています。

【イベント情報】

会場名 東庄町ドローンパーク

住所 千葉県香取郡東庄町

主催 一般社団法人国際ドローン協会

公式サイト https://ida-drone.com

source: PR TIMES

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