動画生成AI「NoLang（ノーラン）」が、社内に蓄積されたホワイトペーパーや販促資料、CRM（顧客管理システム）の顧客データを活用し、マーケティング向けパーソナライズ動画を自動生成するソリューションを強化しました。2024年7月の提供開始から2025年12月時点で登録ユーザー数15万人、導入企業数60社を突破しており、日本発の生成AIプロダクトとして成長が加速しています。
NoLangは、テキスト・PDF・pptx・WebサイトURLなどを読み込み、AIが要点を抽出して台本とナレーションを作成し、数十秒で動画化する仕組みです。Chrome拡張機能やドラッグ＆ドロップで素材を取り込めるため、動画編集スキルがない担当者でもホワイトペーパーの要約動画やランディングページ向け説明動画を容易に制作できます。これにより、資料ダウンロード前に内容を「見るだけ」で理解できる導線を作り、CVR（成約率）向上やサイト滞在時間の増加を狙います。
企業が保有するCRMデータとAPI連携すると、顧客名や業種・購買履歴に応じて内容が変わるパーソナライズ動画メールを自動生成・配信できます。AIアバターが「〇〇様」と名指しで語りかけ、顧客の関心に沿った提案を行うことで、従来の一斉配信メールよりも開封率やクリック率の改善、休眠顧客の掘り起こし、アップセルなどの効果が期待されます。数千～数万件規模でも短時間・低コストで生成できる点が特徴です。
さらにNoLangは英語、中国語、韓国語、スペイン語など18言語に対応し、日本語動画をワンクリックで多言語版に変換します。AIが文脈に沿った翻訳音声と字幕を自動生成し、言語ごとの話速に合わせて映像尺も調整するため、専門のローカライズ作業に比べて数週間分の工数削減とコスト圧縮が可能になります。これにより海外向けテストマーケティングやインバウンド施策を低リスクかつ高速に試せる環境を提供します。
開発元の株式会社Mavericksは、今後CRMやマーケティングオートメーション（MA）ツールとの連携を一層進め、見込み顧客の属性に応じた動画生成から配信までの完全自動化を目指します。また、大企業向けにセキュリティやブランドガイドライン対応を強化し、動画を中心としたビジネスコミュニケーション基盤としての位置づけを狙う方針です。
【サービス情報】
NoLang for Business 公式サイト：https://corp.no-lang.com
法人プラン申込：https://no-lang.com/biz-form/apply
資料請求：https://no-lang.com/biz-form/request-doc
問い合わせ窓口：https://no-lang.com/biz-form/contact
source: PR TIMES