福島県福島市のNPO法人チームふくしまが、2025年に第77回を迎えた保健文化賞を受賞しました。本年度の応募は全国から33件で、10団体と個人3名が選ばれ、そのうちの1団体として表彰されました。1950年創設の同賞は、保健・福祉・衛生分野で長年貢献した個人・団体を顕彰しており、2025年度までの累計受賞は752団体・個人382名、計1,134件に達しています。
チームふくしまは、防災と次世代支援を柱に、「福島ひまわり里親プロジェクト」や「お互いさまチケット」、無人福祉型子ども食堂「コミュニティフリッジひまわり」などを展開。2011年開始のひまわりプロジェクトには全国累計約65万人が参加し、東日本大震災からの復興と地域間交流を進めてきました。「お互いさまチケット」は、経済的に厳しい人が飲食などのサービスを匿名で受けられる仕組みで、福島市内100カ所への導入を目標とする地域モデル構築を進めています。
受賞に伴い、理事長の半田真仁氏が贈呈式で受賞者代表挨拶を務め、翌日には天皇皇后両陛下への拝謁も行われました。団体は「For next(次世代のために)」の理念のもと、今回の受賞を通過点と位置づけ、福島発の「お互いさま」モデルを全国各地へ広げることで、思いやりと平和に根ざした地域づくりをどこまで実現できるかが今後の焦点となります。
【団体・事業情報】
団体まとめサイト https://lit.link/teamfukushima
福島ひまわり里親プロジェクト https://www.sunflower-fukushima.com
コミュニティフリッジひまわり https://himawari-cf.org
お互いさまの街ふくしま https://sites.google.com/view/otagai-sama
保健文化賞サイト https://www.dai-ichi-life.co.jp/dsr/society/challenges/hoken.html
source: PR TIMES
