ベトナム女性アパレル市場で自社運営店舗数130店と最多を持つ「ELISE」(本社・ハノイ)が、日本のバニッシュ・スタンダード(東京・渋谷)の店舗スタッフDXサービス「STAFF START」を導入しました。STAFF STARTのベトナム導入は初で、同国の実質GDP成長率8%超という高成長市場で、スタッフの情報発信を売上拡大のエンジンに位置づける狙いです。

ELISEはSPA(企画・製造・販売を一貫)モデルで中〜高価格帯女性向け衣料を展開し、ブランド志向が強まるベトナムでマーケットリーダーとなっています。SNS発信意欲の高いスタッフを活かし、STAFF STARTを通じてコーディネート投稿やレビューをECサイトやSNSに連携し、店舗とECを統合したOMO型の接客を強化します。

サービス側では、顧客の店舗・EC双方の購買データをAIで分析し、スタッフが一人ひとりに合わせて提案できる「オムニチャネル接客」を実現します。STAFF STARTは既に3,000ブランド以上が利用し、コンテンツ経由の流通売上は2,091億円に達しています。

ELISEは、スタッフの貢献を可視化し報酬やエンゲージメント向上につなげることで、離職率が高いとされるベトナムのアパレル業界の課題にも挑む方針です。両社は、東南アジアでの先行事例としてOMOのモデルケース構築を進め、日本を含む他国市場への展開や、ベトナム発のデジタル接客ノウハウが逆輸入される可能性もあります。

【サービス情報】

STAFF START:https://www.staff-start.com/

Vanish Standard企業サイト:https://www.v-standard.com/

source: PR TIMES

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