クラウド型労務管理システムの費用相場について、導入担当者384人への全国インターネット調査で、初期費用は総額10万〜50万円未満が約42%、月額費用は総額1万〜10万円未満が44.5%を占めることが分かりました。利用者一人あたりの月額費用は200〜800円未満が55.7%で、ボリュームゾーンは400〜600円未満(21.7%)でした。

初期費用の内訳をみると、「30万〜50万円未満」が21.6%と最多で、「10万〜30万円未満」が20.5%で続きます。アカウント数29以下の小規模利用では0〜5万円未満が主流ですが、30アカウント以上では5万〜30万円未満が中心に移行します。500アカウント以上では50万円以上が52.9%、1,000アカウント以上では100万円以上が38.8%を占め、大規模導入ほど初期費用が高くなる傾向が明確になりました。

月額費用総額では「3万〜5万円未満」が18.2%で最多となり、1万〜3万円未満(12.9%)、5万〜10万円未満(13.4%)を含めた1万〜10万円未満が実質的な相場といえます。49アカウント以下では約半数が月額1万円未満で利用している一方、500アカウント以上になると月額10万円以上が過半数となりました。

一人あたりの月額費用は、400〜600円未満が21.7%で最も多く、200〜400円未満(17.7%)、600〜800円未満(16.3%)が続きます。アカウント数が増えるほど一人あたり費用が高くなる傾向があり、多機能なプランや関連サービスを統合利用する企業が多いと推測されています。

調査は、入退社手続きや社会保険の電子申請などにクラウド型労務管理システムを利用する20〜60代を対象に、2025年11月13〜20日に実施されました。従業員規模や求める機能によって費用構造が大きく変わる実態が示されたことで、企業は導入前にアカウント数と必要機能を精査し、長期的な総コストを見据えた選定が一層重要になりそうです。

【サービス情報】

クラウド型労務管理システムの費用調査 詳細結果

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source: PR TIMES

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