教育ICT事業を展開する株式会社MetaMoJi(東京都港区)は、「生涯の学びを支援する環境」の開発構想を公表し、その第一弾となる小学生向け「目標達成ノート」と、学校向け「習慣ノート」を順次提供すると明らかにしました。目標達成ノートは2026年春、習慣ノートは2027年4月の提供開始を予定しています。
MetaMoJiは、日本語手書き入力ソフト「mazec」や、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom」などを通じ、国内の学校や企業にICT学習環境を提供してきました。今回の構想では、人が学校卒業後も仕事や趣味、QOL向上のために学び続けることを前提に、「考える力」と「実践する力」を軸にした生涯学習支援を掲げています。
第一弾の「目標達成ノート」は、新MetaMoJi Note向けの個人向けノートアプリとして開発中で、国内企業600社・延べ約50万人が実践したとされる「原田メソッド」を小学生向けに搭載します。「オープンウインドウ64」や「4観点分析」、長期目標を図で整理する「夢の設計図」、振り返り用「週間ビュー」に加え、目標設定を助けるAIアシストやモチベーション維持のための「寄り添いAI」を組み込む計画です。
一方、「習慣ノート」は学校向けサービス「MetaMoJi ClassRoom 3」の標準機能として無償提供し、学習だけでなく生活習慣や探究心を育む日々の記録を支援します。宿題と自己学習を一元管理し、同社の「メタモジドリル」と連携して習慣化を促進するほか、学習特性(認知特性)に応じた学び方のアドバイス機能も搭載予定です。教師・保護者とのデジタルコミュニケーション機能や、原田隆史氏の監修も盛り込まれます。
構想全体では、生成AIと専門家知識を組み合わせた「ハイブリッドAI」を、目的に応じて最適に組み合わせるオーケストレーション環境の開発や、習熟度・学習特性に合わせて学習者を導く「教育AI」「学びのAI」の研究を進めています。これらの詳細な研究内容や製品ラインアップは、2026年春に改めて発表するとしており、学校から社会人までをカバーする学習プラットフォームへどこまで発展させられるかが今後の焦点となります。
【商品・サービス情報】
MetaMoJi ClassRoom 3 サービスサイト
https://product.metamoji.com/classroom/
MetaMoJi プロジェクトサイト
https://product.metamoji.com/info/projectm/
MetaMoJi 企業サイト
source: PR TIMES
