12月8日23時15分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュード(M)7級の地震が発生し、青森県八戸市で最大震度6強を観測しました。北海道から近畿地方にかけて震度6弱〜1を記録し、青森県三八上北では長周期地震動階級3も観測されています。揺れが強かった地域では、今後1週間程度は最大震度6強クラスの地震発生に注意が必要とされています。

この地震を受け、南海電設株式会社が提供する企業・施設向けの「ProP biz(プロップビズ)緊急地震速報配信サービス」は、震源に近いエリアでは数秒程度、離れるほど十数秒以上と、地域ごとに異なる「猶予秒数(揺れが到達するまでの時間)」を配信していたことが確認されました。わずかな秒数でも、受信端末の接点出力機能によりエレベーター停止や館内放送などの自動制御が可能で、防災対策に活用されたとしています。

ProP bizは、気象庁が配信する有料の「緊急地震速報(予報)」を専用端末で受信し、「推定震度」や「推定猶予秒数」、長周期地震動階級を算出・表示するサービスです。東京・大阪2拠点からの冗長化配信、24時間365日の稼働監視、オンサイト保守などを備え、工場や倉庫、学校、オフィスビル、商業施設などで利用されています。

今回の地震に伴い、気象庁は9日2時に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表しました。北海道根室沖から三陸沖の巨大地震想定震源域で、新たな大規模地震の可能性が平常時より相対的に高まっているとされ、巨大津波や強い揺れへの備えが改めて課題となっています。企業の事業継続や人的被害低減に向け、今後も緊急地震速報を活用した自動制御や避難行動の高度化が進むとみられます。

【サービス情報】

ProP biz 緊急地震速報配信サービス公式サイト https://propbiz.jp/

問い合わせフォーム https://propbiz.jp/form/

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source: PR TIMES

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