フランスの高級ブランド、ルイ・ヴィトンが「フォーミュラ1® ルイ・ヴィトン グランプリ・ドゥ・モナコ 2026」のタイトル・パートナーに就任し、2026年大会で6年連続となる特注トロフィー・トランクを制作することが明らかになりました。フォーミュラ1は1950年開始の世界最高峰モータースポーツシリーズで、モナコGPは1929年から続く伝統レースです。

ルイ・ヴィトンは2021〜2024年にモナコ自動車クラブのパートナー、2025年からはF1のオフィシャル・パートナーを務めており、今回初めてモナコGPの大会名称に冠されるタイトル・パートナーとなります。これまで同社はマックス・フェルスタッペンやシャルル・ルクレールら歴代優勝者のトロフィーを収める専用トランクを提供してきました。

2026年に製作されるトロフィー・トランクは、モナコ公国のナショナルカラーを想起させる鮮やかなレッドのモノグラム・キャンバスを採用し、国旗を思わせる白と赤のラインで「Vuitton」と「Victory(勝利)」を象徴する「V」を表現。アニエールの歴史的アトリエで、創業1854年から受け継がれる職人技とデザイン性を融合させます。

レース期間中は、F1の速度感をイメージしたダイナミックなサイネージをトラックサイドに設置し、伝統ある市街地コースにブランドの世界観を重ねます。ルイ・ヴィトンはアメリカズカップ、FIFAワールドカップ、パリ2024大会など数々の国際大会でトロフィー・トランクを手がけており、今回の提携もその一環です。今後は、F1のグローバルな露出力とラグジュアリーブランドの協業が一段と進み、スポーツビジネスにおける高級ブランドの存在感拡大につながるとみられます。

source: PR TIMES

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