マーケティングDX支援のアライドアーキテクツ株式会社は11日、Web3スーパーアプリ「Avacus」を提供するSowaka Pte. Ltd.と、日本市場でのウォレット事業の共同展開に向けた業務提携検討の基本合意書(MOU)を締結したと公表しました。暗号資産や円建てステーブルコイン「JPYC」、NFTなど多様なデジタル資産を扱える次世代デジタル金融ウォレットの共同開発を目指します。
デジタル資産は世界的に送金・資産管理の新インフラとして急成長している一方、日本では「安全性」「操作性」「法人対応」を兼ね備えた本格的なウォレットは少ないとされています。Sowaka社の「Avacus」はチャットベースの直感的なUIと高度なセキュリティを特長とし、JPYC対応ウォレット運営の実績を持ちます。アライドアーキテクツは、国内でのマーケティング支援6,000社超の実績と事業基盤を活かし、日本の法規制に準拠したウォレット開発、技術保守、営業・マーケティング、顧客サポート体制の構築などを両社で検討するとしています。
想定ターゲットは、デジタル資産による資産運用ニーズを持つ富裕層個人と、新たな金融サービスを模索する法人です。今後はJPYCに加え、ステーブルコインや主要アルトコインを活用した決済・送金・企業間取引への応用も視野に入れ、日本のデジタル資産インフラ形成への貢献を図るとみられます。一方で、金融規制やセキュリティ確保など課題も多く、正式な事業化の時期や具体的なサービス仕様は今後の協議の進展を待つ形となります。
【サービス情報】
アライドアーキテクツ株式会社 公式サイト
source: PR TIMES
