エンタメ分野の専門教育を行うアミューズメントメディア総合学院(AMG、東京都渋谷区)のCG学科・声優学科1年生によるCG動画が、「第1回 青色申告会 税に関する動画グランプリ【Z-1グランプリ】」大学・専門学校生部門でグランプリを受賞しました。応募総数44作品の中から「高校生部門」「大学・専門学校生部門」で各グランプリと準グランプリ、「東京国税局長賞」「東京都主税局長賞」を合わせた計6作品の一つとして最高位に選ばれた形です。
受賞作は、CG学科1年生6人と声優学科1年生2人の計8人が制作した28秒の3DCG動画で、「ひとりひとりの納税が、私達の〝あたりまえ〞を支えています」というメッセージを軸に、アクション要素を盛り込んだ構成が特徴です。Z-1グランプリでは13秒または28秒の作品が応募条件となるなか、このチームは約2カ月という短期間でフル3DCGの映像とナレーションを完成させました。
AMGが力を入れる実践型カリキュラム「共同制作」は、複数学科がゲームやアニメ、動画をチームで作り上げる授業で、今回はその一環として企画がスタートしました。審査員からは「独創的な発想と映像表現」「スピード感のある展開で多くの人が理解しやすい構成」と評価され、映像としての完成度と税の本質を伝えるメッセージ性が高く評価されました。
11月7日に東京青色申告会館で行われた表彰式では、代表としてCG学科1年の上釜佑太さんと声優学科1年の太田さんが出席し、表彰状とクリスタルトロフィー、賞金10万円を受け取りました。上釜さんは「28秒の中でどう見せ、どう伝えるか試行錯誤した結果、たくさんの人に観てもらえる作品になった」と振り返っています。
1994年設立のAMGは、「制作現場こそ最高の教育現場」という理念のもと、映画制作やゲーム開発、吹き替えスタジオ運営などグループ事業と連携し、在学中から商業コンテンツ制作に関われる環境を用意しています。今回の受賞は、学生が実際のコンテストで成果を示した例であり、今後も産学連携型の教育を通じて、税や公共制度といった社会テーマを映像でわかりやすく伝える人材育成が進むとみられます。
【学校情報】
アミューズメントメディア総合学院(東京校)
所在地:東京都渋谷区東2-29-8
学科:声優学科、CG学科、アニメーション学科ほか
公式サイト:https://www.amgakuin.co.jp/
source: PR TIMES
