妊婦や子育て世代向けの商品・サービスを扱う企業と、小売・飲食業などのバイヤーをつなぐ商談会「BtoBtoF EXPO 2026」が、2026年2月5日11時〜17時に横浜駅直結のシェアワーキングスペース「Vlag yokohama」(横浜市神奈川区鶴屋町1丁目41 THE YOKOHAMA FRONT 42階)で開かれます。出展は食品生産者や雑貨メーカーなど35組を予定し、食品小売業やホテル、百貨店など約500人の来場を見込んでいます。入場は無料で事前予約制です。
商談会は、「家族の笑顔につながる安心な選択肢」をコンセプトに、食、日用品、雑貨、嗜好品、美容品、玩具など、家族の生活全体を支える商品を対象とします。会場では、出展者が商品に込めた背景や開発の狙いを説明し、試食や体験を通じてバイヤーが直接対話できる場を設けます。「BtoBtoF」という名称には、企業から企業を経由して最終的に「Family(家族)」へ価値を届けるという発想が込められており、家族を起点とした新たな市場づくりを目指すとしています。
主催する一般社団法人日本マタニティフード協会は、妊婦向け食品の認証制度「マタニティフード認定」や、東京・有明でのセレクトショップ運営、延べ1万人の来場規模となるイベント「Thanksママフォーラム」の共催実績を持ち、現在794社が加盟しています。全国では審査を通過したママ約650人が参加するコミュニティも運営しており、生活者の声を活かした商品開発支援や販路支援を行ってきました。今回の商談会は、家族を想って商品づくりに取り組む事業者が、安定した売上拡大と長期的な挑戦を続けられる経済的な土台づくりを目的とする位置づけです。
妊娠・子育て世代向け市場では、食の安全性やアレルギー対応、ライフスタイルの多様化を背景に、商品・情報が急増しています。一方で、「どれを選べば安心か分かりにくい」という課題も指摘されており、協会は今回の商談会を通じて、安心して選べる商品の流通を後押ししたい考えです。
今後は、商談会の成果を踏まえ、地方の生産者や小規模事業者の参加を広げた展開や、オンラインを併用したハイブリッド型の開催などが検討される可能性があります。家族のウェルビーイング(心身と社会的な健康)を軸にした市場づくりがどこまで広がるか、バイヤーや出展企業の反応が注目されます。
【イベント情報】
BtoBtoF EXPO 2026
2026年2月5日(木)11:00〜17:00
Vlag yokohama(神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1丁目41 THE YOKOHAMA FRONT 42階)
来場対象:食品小売業、飲食店、ホテル、百貨店など/入場無料・事前予約制
公式サイト https://maternity-food.org/event_lp
source: PR TIMES
