神奈川県横浜市のLubepeak株式会社は、小規模組織向けのkintoneシステム開発サービス「KYOKAN(キョウカン)」を開始しました。業務とデータの流れを整理する「システム化業務フロー」を見積もり段階から無償で作成し、導入後の運用を想定したkintoneアプリを共創する点が特徴です。運用支援は月額5万円、9万8,000円、20万円の3プランで提供します。
KYOKANは、紙やExcelに依存した属人化業務や、顧客・案件・請求情報の分断といった中小企業の典型的課題を対象に、ノーコード・ローコードで業務システムを構築します。システム導入に不慣れな小規模組織でも、自社で運用・改善できる状態をゴールに据え、IT知識への不安を抑えた設計を行うとしています。
導入プロセスでは、事前の深いヒアリングにより業務の実態や担当者の悩みを把握し、その内容を基に業務フローを可視化。さらに、実際に触れられる試作品(プロトタイプ)を早期に提示し、「開発→修正→再確認」を繰り返すことで、導入後のミスマッチや手戻りを低減する狙いです。提案から構築、運用までkintone認定資格者が一貫して担当し、既存システムの使いこなしや追加開発にも対応します。
kintoneはサイボウズが提供するノーコードのクラウドサービスで、従来型の開発に比べスピーディーかつ低コストで業務の見える化や自動化が可能とされます。Lubepeakは、組織規模を小規模に絞ることで、フロー設計の無償化やきめ細かなヒアリングを実現したと説明しており、今後は中小企業のデジタル化需要の高まりを背景に、現場に密着した伴走支援型サービスとしての広がりが見込まれます。
【サービス情報】
KYOKAN サービスサイト
https://lubepeak.com/service/kyokan
source: PR TIMES
