ふるさと納税ポータル「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクは12月11日、青森県東方沖地震で被害を受けた青森県むつ市と八戸市に向け、山形県南陽市がふるさと納税を代理で受け付ける「災害時緊急寄付申込みフォーム」を開設しました。受付開始は同日で、寄付金は後日、両被災自治体に全額送金されます。
代理寄付は、災害で業務負担が増えた被災自治体に代わり、別の自治体が寄付の事務作業を担う仕組みです。住民対応やインフラ復旧に人員を集中させられるようにする狙いがあります。今回の受付は「ふるさとチョイス災害支援」サイト上で行われ、寄付者はオンラインで手続きを行い、応援メッセージも添えられます。災害支援金のため、原則として返礼品は用意されません。
ふるさとチョイス災害支援は2014年開始のサービスで、契約の有無にかかわらず全国の自治体に無償で提供されています。熊本地震では約19億円、平成30年7月豪雨で約16億円、北海道胆振東部地震で約4億7千万円、令和6年能登半島地震で20億円超を集め、2024年4月時点の累計寄付総額は100億円超に達しています。今後も被災状況に応じて支援対象自治体が追加される可能性があり、最新情報はサイト上で更新されるとしています。
【支援・寄付情報】
ふるさとチョイス 災害支援
令和7年12月青森県東方沖地震 災害時緊急寄付申込みフォーム
対象自治体 青森県むつ市、青森県八戸市(代理自治体:山形県南陽市)
寄付受付開始日 12月11日
source: PR TIMES
