トータルビューティーカンパニーukaは、登録有形文化財の宿泊施設「沼津倶楽部」(静岡県沼津市)と連携し、1日1組限定のリラクゼーションプログラム「茶禅房(ちゃぜんぼう)」を2025年12月15日に始めます。料金は1人あたり94,600円(税込・サービス料込)からで、予約は12月11日から専用サイトで受け付けています。
会場は、茶人・三輪善兵衛が全室を茶室として設計した沼津倶楽部「茶亭」と、別邸のスパエリアです。「茶」と「禅」の所作を軸に、調心(瞑想)、聴香(香り選び)、調息(呼吸法)、調身(入浴とトリートメント)、余韻(お茶時間)の五つの体験で構成。プログラムでは、背中・足元・腹部・デコルテ・頭部まで全身にアプローチし、肋間筋や横隔膜をほぐすことで、禅的な深い呼吸をしやすい体づくりを目指します。
スパでは、富士山の伏流水である富士山の雪解け水を使った湯浴や、静岡県産のお茶を用いた「茶ロウリュ」(お茶の蒸気サウナ)を用意。水は日本三大清流の一つ、柿田川湧水群と同じ水源で、バナジウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルを含み浄化作用が高いとされています。浴室には、遠赤外線を発するとされるバドガシュタイン鉱石を使用し、温熱効果によるストレス軽減や健康増進も期待されます。
観光需要の回復が進むなか、歴史建築と地元の茶文化、スパを組み合わせた高価格帯プログラムは、国内外のウェルネス志向の旅行者の関心を集めそうです。今後の利用状況次第では、同様の文化財活用型リトリートが他地域へ波及する可能性もあります。
【プログラム情報】
茶禅房(ちゃぜんぼう)
料金:1名94,600円~(税込・サービス料込)
予約開始:2025年12月11日
開始日:2025年12月15日
予約URL:https://x.gd/TN3u5
source: PR TIMES
