社員研修事業を行う株式会社リスキル（東京都新宿区）は、企業経営に必要な会社法の基礎から組織再編、資金調達までを体系的に学ぶ「会社法研修【経営を支える法知識を習得する】」の提供を本格開始しました。中堅社員および管理職層を主対象とし、全国への講師派遣とオンライン形式の双方に対応することで、企業運営の土台となる法務リテラシー向上を狙います。
企業を取り巻く法規制やガバナンスの要請が強まるなか、「企業は法律によって作られた存在である」という前提を社員全体で共有し、経営判断の質を高めたいというニーズが高まっています。従来は法務部門に依存しがちだった会社法知識を、幹部候補や中堅層まで広げ、株式、機関設計、資金調達、事業譲渡や合併などの組織再編の選択肢を理解させることで、リスク管理と成長戦略の両立を図る狙いがあります。
研修では、少数株主権や種類株式といった例外的なルールも含めて、会社法を単なる「守るべきルール」ではなく、経営戦略を後押しする「ビジネスの武器」として位置づける点が特徴です。受講企業の要望に応じて内容をカスタマイズできるため、M&Aを視野に入れた企業や、資金調達手段の多様化を検討する企業にも応用しやすいとしています。
リスキルは2022年設立以来、新人から管理職まで一律料金の研修サービスを展開しており、今後も法制度やビジネス環境の変化に応じた法務研修を拡充する方針です。法的な裏付けを持って意思決定できる人材を増やせるかが、研修の有効性を測る指標になるとみられます。
【研修情報】
研修名：会社法研修【経営を支える法知識を習得する】
対象：中堅社員・管理職層（内容カスタマイズ可）
提供形態：講師派遣／オンライン研修
詳細：リスキル公式サイト内「金融・法務・会社法研修」ページ
source: PR TIMES