千葉銀行は、国際的非営利団体CDPが2025年に実施した気候変動調査で、最高評価となる「Aリスト」企業に選定されました。評価は環境対応や情報開示を8段階(A~D-)で判定するもので、千葉銀行がAリスト入りするのは2024年度に続き2年連続です。
CDPの気候変動調査は、世界の企業や自治体の温室効果ガス削減や気候リスク管理の水準を比較する指標として活用されています。最高評価「A」は、排出削減の実績や具体的な目標設定、情報開示の透明性が国際水準で高く評価された企業に付与されます。
千葉銀行は2022年3月、「2030年度までにCO₂排出量(SCOPE1+2)ネットゼロ」とする数値目標を掲げ、銀行グループとしての排出削減を推進しています。また、自社の取組みに加え、CO₂排出量を簡便に測定できるツール「C-checker(シーチェッカー)」を開発し、ちばぎんビジネスポータルの無料サービスとして提供。さらに、顧客企業の脱炭素投資を支える「ちばぎんスマートローン」などのサステナブル・ファイナンスを通じ、地域企業のカーボンニュートラル経営を後押しする体制を整えています。
今後は、自行グループの排出削減と顧客支援の両面を強化しつつ、地域経済全体の脱炭素化や環境・社会課題の解決にどこまで貢献できるかが問われます。国際的な評価が定着するなか、行内外の具体的な削減成果と資金供給の規模が一層注目されそうです。
【商品・サービス情報】
C-checker(CO₂排出量測定ツール):ちばぎんビジネスポータルで無料提供
ちばぎんスマートローン:脱炭素経営を目的とした資金需要に対応するローン商品
千葉銀行 公式サイト https://www.chibabank.co.jp
source: PR TIMES
