広告運用自動化ツール「Shirofune」の英語版を提供するShirofune Inc,(米カリフォルニア州)は、米広告専門誌ADWEEKが選出する「2025 ADWEEK Tech Stack Awards」のSearch Product / Platform部門で最優秀賞(Best Search Product / Platform)を受賞しました。同アワードは、ビジネス成果を数値で証明できる革新的な広告・マーケティング技術を評価する賞です。

Shirofuneは、検索広告やリテールメディア広告において、キャンペーン構造の設計、入札価格の調整、予算配分を自動化するプラットフォームです。広告の訴求段階(マーケティングファネル)ごとに支出を動的に最適化し、短期的な獲得単価だけでなく、長期的な顧客価値(LTV:顧客生涯価値)も重視して運用できる点が評価されました。CRM(顧客管理システム)やプライバシー保護型クリーンルームと連携し、新規顧客獲得コストや新規顧客ROAS、予測LTVといった指標を用いて入札を自動最適化します。

同社によると、英語版の北米展開ではこの1年間で導入企業が増加。機能性飲料ブランド「Crio Bru」では、ファネル別の測定データを活用した自動予算配分により、下位ファネルで931%のROASを達成し、新規顧客数も前年比30%増加したとしています。Shirofuneはこのほか、「2025 ANA Marketing Technology Innovator of the Year Awards」の年間最優秀賞(GOLD)や「2025 MarTech Breakthrough Awards」のBest PPC Optimization Platformも受賞しており、米国市場での存在感を高めています。

同ツールは現在、13,000超のアカウントで利用されており、日本国内では上場企業から成長企業、自社運用を行う広告主や大手広告代理店の基幹システムとしても採用されています。2023年2月の海外展開開始以降、北米やオーストラリアなどでも導入が進んでおり、今後は国境を越えた高度なデータ連携と自動最適化を強みに、長期収益を重視する広告運用ニーズの取り込みがどこまで進むかが注目されます。

【サービス情報】

広告運用自動化ツール「Shirofune」

提供形態:ウェブサービス

主な機能:多媒体広告の自動入札・予算配分、LTVベースの最適化、クリエイティブ分析

source: PR TIMES

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